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助産師 西田啓子のつぶやき

母と子の心と体に触れる日々の中で、感じたこと・伝えたいことをつづります

メニューページ アップ!!

ずっと、検討中だったメニューページをアップいたしました。

長らくご迷惑おかけしておりました。

「助産所」というところが何をするところなのかよくわからないので、

なかなか電話を掛けられない、なかなか行くことが出来ない…

そんな方も多いかと思います。

うちの助産所は、「何でも屋」かも・・・

とにかく、お母さんと赤ちゃんの心と体に関係すること、

気になることあれば、ご連絡ください。

もし、お電話がつながったとき???には、必ず、

どんなことに一番困っているかを、お話しください。

それに合わせて、お時間をお取りいたします。

内容により、相談時間、施術時間、色々変わるのです。

来られて、急に「スリングも、ベビーマッサージも…」

となると、対応できないこともありますので、どうぞ

ご理解くださいませ.

そして、分娩に関しましては、当面、西田が大学院在学中は

お休みさせて頂きますので、ご了承ください<(_ _)>

心理学の大学院には、なぜ行っているのか…?

ブログをさかのぼっていただければ全部書いてありますが、

時々、書き足さなければなりません。

一言でいえば、「発達障害を詳しく学ぶ」ためと、「お母さんとお子さんの

心のケア」への専門的知識を身に着けるためです。

助産師になって、早や、24年。

おかあさんと赤ちゃんの、心と体に関わってきて、約20年が過ぎようとしています。

最近の、環境の変化、社会の変化は著しく、お母さんと赤ちゃんへの影響も

少なくありません。

今までやってきたことは通用しなくなってきている場面にも

何度も遭遇しました。

新しい何かを模索するには、もっともっと基本的、専門的な知識が

必要だと考え、昨年から大学院へ籍を置いています。

不在時が多く、なかなかお電話がつながらないこともあり、

色々とご迷惑おかけしていると思いますが、できる限り、

転送電話などで対応しています。

それでも、講演中や出張中、講義中などはつながりにくいと思います。

どうぞ、状況をご理解いただき、必要なときには根気強くおかけいただくことを

お願いいたします。

夜でも構いません。(深夜や早朝でなければ)

どうぞ、よろしくお願いいたします。

もっともっとできることが増えていくと思います (^o^)丿



にしだ助産所メニューページこちらです
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[ 2013/08/30 07:13 ] お知らせ | TB(-) | CM(-)

気候の変化と夜泣き

一雨ごとに涼しくなりましたね!!

でも、また暑さがぶり返すのでは…?などなど、心配。

涼しくなると、一気に夏の疲れが出ます。

とにかく寝ることと、体を中から温めるものを食べていきましょう。

おなかの中を温めましょう。寒い冬に向かうために!!

気候の変化により、必ず増えてくるのが「夜泣き」相談です。

赤ちゃんは環境の変化に敏感です。

引っ越しや、イベント、暑さ、寒さ、夫婦喧嘩・・・等々(笑)

もっともっとささやかなところでは、急にお母さんがトイレに行ってしまい

不安になちゃった・・・夜泣くんですね~~~

寝返りしたくて毎日毎日練習してるけれど、思うようにできない~~(困)

・・・・夜泣くんですね~~

ハイハイして、お母さんのところに行きたい、おもちゃを取りに行きたい・・・

でもなかなかできないとき・・・夜泣くんですね~~~

成長の過程、環境の変化・・・赤ちゃんの心はイライラしたり、不安定になったり

します。これは仕方のないことかも。

そんな時に夜泣きます。

また、何かいやなこと、びっくりすることがあって、その場ですぐに泣ける子は

あまり夜泣きしないようです。

あまりにびっくりしすぎて、固まってしまう赤ちゃんもいます。そうすると、

夜泣くんですね~~~。昼間の経験が夢に出るのかな?

昼間によく泣く子は、夜寝ます。

昼間、比較的おとなしく遊べる子は、夜泣きます。

どちらかですね!!

たまに、昼も夜もよく泣く子、昼も夜も比較的おとなしい子。

様々です。でも、成長のどこかで必ず、大人の手を煩わせるのです。

それが、子供を育てる、育てさせてもらえるということなのかもしれません。

わが子も、上の子は夜中に30分おきに泣く子、

下の子は、とにかく昼間ギャーギャーとよく泣く子でした(笑)

でも、二人とも何とか元気に成長しています。

過ぎてしまえば、笑い話ですが、さすがに当時は私も切れてましたよ(笑)

母も体は一つですから。

でもね、いつも思っていたことは、「いつまでも続かない」ということ。

念仏のように心の中で唱えていました(^_^;)

ほとんどは、一人で歩けるようになるとかなり落ち着いてきます。

でも、環境の変化には敏感なので、まだまだ時には泣きますよ。

ということで、夜泣きには、付き合うことしかできないかもしれません。

成長の過程で必要な「夜泣き」もあるので、避けることはできませんが、

「何か泣きたいことがあったんだね~~」と、気楽に受け止めていく

事が、スムーズな乗り越え方なのかもしれません。

そこには、お母さんの心のゆとりが必要です。

お父さんや、周囲の方の理解と協力をいただいて、何とか成長のための

「夜泣き」を乗り越えたいですね。


ここでお父さんたちに一言!!!

お子さんが「夜泣く」ことは、お母さんの責任でも、お子さんの責任でも

ありません。

怒鳴ったり、舌打ちしたり、壁をけったりしてもひどくなるばかりですよ!!

耐えられない方は、別々のお部屋でお休みくださいね。

一時期のことなのですから…よろしく(^o^)丿

[ 2013/08/27 09:05 ] 赤ちゃんの体 | TB(-) | CM(-)

ヨーガセラピー

ヨーガセラピー(ヨーガ療法)ってご存知の方は少ないと思います。

私は、10年以上マタニティーヨーガと関わってきていますが、一方で、

ヨーガのことをきちんと学びたい、ヨーガ哲学を学びたいと、

探したところ「日本ヨーガ療法学会」にたどり着き、2006年から

学び始め、4年間かけてヨーガ療法士という資格をいただきました。

ここは、インド中央政府公認資格となります。

「心と体はひとつ」という私の思いとぴったりで、助産師として

自然分娩の中から学んだ、物事の考え方や生き方のすべてを納得

させてくれ、私が感じていたことや思いは間違った方向では

無いということを、教えてくれたものがヨーガ療法でした。

10月から、「マタニティーヨーガ療法協会」として、インストラクター

養成講座を、仲間たちとスタートすることになり、準備を進めています。

ただし、この講座は前段階として「日本ヨーガ療法学会」認定のヨーガ

療法士であることが条件です。

妊婦さん、産後のママへの講座も検討中です。

ヨーガセラピーは、体を通して思い癖や。心の働きに作用し、体の中から

変化を促していくものです。

わかりにくいと思いますが、脳科学の発展により、その効果が検証され

つつあります。

ただ単に、体をほぐしたり、柔らかくしたり、スタイルをよくしたり

するだけのものではなく、「生き方」をも考えさせてくれるものです。

私自身、2006年から4年間かけて自分を見つめる機会をいただきました。

ヨーガ療法を学ぶ中から、もっと、心の働きを知りたいと強く思うようになり、

2010年に終了後、通信制の心理学部に入学、2012年に卒業後、さらに

現在の大学院に入学しました。

ヨーガ療法に出会っていなければ、現在の私の仕事はなかったと思います。

様々なことを知れば知るほど、自分の未熟さがわかってくるものだと

実感しています。

小さくてちっぽけな存在の自分だけど、そんなちっぽけな自分が

頑張って生きていることを実感し、自分を好きになることが出来、

ちっぽけな自分が持っている力をもっともっと信じてみたくなりました。

「やりたいと思っていることを、存分にやって行こう!!」

って思えるようになり、大学院への進学も決めました。

自分のことは分かっているつもりでも、たぶん自分自身が一番

わかっていないと思います。

いやな自分も含めて自分自身を見つめること、そして好きになること

そうすると、ドンドンいろんな力が湧いてくるのではないかと思います。

特に出産、子育ては自分を信じること、自分自身を好きになることから

始まると思います。

今後、マタニティーヨーガ療法でもお会いできるよう、頑張ってみたいと

思っています。

とりあえず、大学院を無事に終わらせなければ…(^_^;)
[ 2013/08/13 08:37 ] お母さんの体 | TB(-) | CM(-)

「産後ハイ」について

自分のブログを読み返してみました。

このところ、「下半身を冷やすな!!」的なものばかりで、

苦笑してしまいました(^_^;)

でも、それしかないくらい、お母さんたちの足が冷えてるんですよ~~

秋に入ってからのママたちの疲れ方を想像すると、

少しでも、お風呂に浸かってね~~~!!!

と、言いたいんだな~~~って読んでいました。

でも、今日は少し変えてみます。

「産後を大切に!!」は、「体を冷やすな!!」と同じくらい

言い続けてきていることですが、

夏バテとも絡んでくるので、少し書いてみますね。

産後すぐ、昔は「一か月は絶対に動かない。目も使わない」

なんて、しつこく言われていたものですが、最近は病院の中で

「しっかり動いたほうが回復が早いよ」と言われるせいか、

退院後もすぐに、家事をしたり、買い物や上の子のお世話など

結構動いているお母さん方が多いです。

病院の中で、「動きなさい」ということは、家に帰って

「すぐ動いてもいいよ」ということではないのです。

病院での、「動きなさい」は、トイレや、ベッド上で起きたり

座ったり・・・程度の「動き」であり、家事労働として「動け」

ではないのです。

10か月間の妊娠生活は、思っているより疲れています。

おまけに、最後は分娩という大仕事を済ませているわけです。

体はものすごいストレスを受けています。

けれど、そのストレスが大きすぎるので、「痛みや疲れを感じにくくさせる」

ホルモンのバランスになっています。

だから、産後2~3週間くらいは、結構元気なのです。

そして、動いてしまします。

でも、実際に体はかなりダメージを受けているので、

1か月健診を過ぎたころから、疲れや体の痛みにやっと気づき始める

のです。

動いてはいけない時期に、「動きたくてたまらない、とっても元気」

っていう状態を「産後ハイ」って言われています。

「ハイ」はハイテンションの「ハイ」ですね。

動きすぎた後、どっと疲れを感じてしまうとき、落ち込んでしまう方も

少なくないです。

「何もやる気が起きない、イライラするけど体が動かない」などなど

特に、産後2~3か月くらいで疲れのピークがやってきます。

夏バテと重なってしまうのも、夏出産の方の厳しさですね。

これから出産される方、産後間もない方、どうか、「産後の安静」の

大切さを知って、「元気」だから動くのではなく、産後の生活を意識して

過ごしてください。

病院等で「退院後の生活」は指導されていると思います。

動けるから、動くのではなく、動けても、少なくとも1か月間は

動かない生活を想定して、帰る場所を決めたり、退院後の家事の割り振りや、

食事をどうするかなど、細かく考えておく必要があると思います。

昔は、動けても、周囲が「産後は動くな!!」と厳しく言われるので、

動けなかったのかもしれません。

でも、最近は、おばあちゃん方も「昔とは違うんだね~~」って、あまり

口出しされなくなったり、逆に「私も動いたんだから…」とかって言われると

動かざるを得なくなったりします。

社会は変わっても、産後のからだは変わりません。

どうぞ、一か月は「寝るのが仕事」くらいに考えて、上のお子さんとも

よく話し合って、元気に赤ちゃんを迎える生活を考えてみてください。

生活のアドバイスや、知恵はお貸しいたしますので、ご相談くださいね(^o^)丿



[ 2013/08/12 08:50 ] お母さんの体 | TB(-) | CM(-)

緊急!!8月20日の親子ヨガ

緊急のお知らせです。

出没状況に書いている、20日の親子ヨガですが、

場所を間違えています。

神辺文化会館ではなく、「みどり保育園」です。

申し訳ありません。

当日は、プール遊びもあります。

カレンダーの方も書き換えておきますが、少し時間がかかります。

ブログの方で、とりあえずお知らせしておきます。

申し訳ありません<(_ _)><(_ _)>
[ 2013/08/08 10:59 ] お知らせ | TB(-) | CM(-)

耐暑法

毎日暑い!!としか言いようがない。

やっと、今日のレポート一本提出で、私にも夏休みらしきものが

やってきそうです。

でも、スケジュール表は「待ってました!!夏休み!!!」とばかりに

仕事が詰め込まれています(^_^;)

「のんびりしたい~~」と言いながらも、これだけの仕事を詰め込んだのは

他の誰でもない、「わ・た・し」です。

今の生活は、すべて自分自身が選んできたのです。

いつも娘に言われています。

「それを選んだのは、母さん自身よ」

はい、そうです。私です・・・

ところで、気分変えます。

暑い毎日ですが、私はいつも「体を冷やさない」ことを言ってきました。

特に下半身は、冷房と、足を出した服装でとっても冷たくなっています。

そうなると、上半身は暑く暑く、じとじとべったりの汗が流れます。

今年の夏、私は毎日何度も「足湯」をしています。

かなり高温のお湯に(44度につけていますが、ふつうは42~43度です)

のふくらはぎから下を20~30分、テレビを見たり、本を読んだり、

いつの間にか寝ていますが・・・

足をつけます。最初は、上半身がか~~っと暑くなります。

20分を過ぎる頃から、下半身からも汗が流れます。

足湯をしながら、「テルミー」(温熱療法です。以前のブログを

ご覧ください)を上半身にかけると、これはもう、サウナ効果!!

20分以上つけていると、不思議とべたべたした汗がす~~っと

引いて涼しくなるんです(^_-)-☆

体に溜まった水分を、汗として出す!!ということ。

下半身が温まると、上半身の汗が引く・・・これが私の、「下半身を

冷やさないこと」なのです。

冷房の毎日、できれば、短パンではなく冷房の中では長いパンツか、

レッグウォーマーなどをつけてみてください。

もしくは、必ずお風呂に使って半身浴、もしくは、足湯をしながら

シャワーを浴びたり、体を洗ったり・・・

水分の摂取は必須ですよね。

冷房もなくてはならない生活の一部です。

脱水症や熱中症には十分注意しながら、下半身を少しでも

温める工夫をしてみてください。

今週の9日(金)10時からは、水呑立正保育所での「遊びの広場」です。

同日、午後1時から3時45分まではヨーカドーの育児相談です。

育児相談室は、2階の赤ちゃん本舗の後方、授乳室やおむつ替えができる

赤ちゃん休憩室の一角にあります。

よく、「イクタス」と間違えられるのですが、場所が違うので

ご注意くださいね。

では、また、どこかでお会いしましょう(^o^)丿



[ 2013/08/07 08:50 ] お母さんの体 | TB(-) | CM(-)

夏休み

お久しぶりです。

既に夏休みに突入して、子供たちと格闘していらっしゃる

お母さんたちも多いのではないでしょうか?

西田は、まだ夏休みがやってきません。

レポートと試験、少しずつ、一歩一歩クリアーして

地道に頑張っています。

あと少し・・・(・.・;)自分に言い聞かせています。

これまでの人生、結構一夜漬けで試験を乗り越えてきた

私・・・でも、大学院に入る前に、自分に言い聞かせました。

今までのやり方では、もう無理よ!!!!って。

年齢的にも、体力的にも、環境的にも、内容的にも、絶対に

無理!!

だから、早め早めに、先を見通しながら、自分の体力を見通しながら

コツコツとやること。

自分に言い聞かせました。

睡眠時間を削ることも無理です。

自分の限界を知るということは、自分の世界を

自分のペースでコントロールできるということですね。

ハードな毎日ですが、今のところ何とか乗り越えてきました。

もうすぐ夏休み、「もう4分の3が終わったんだよ!!」って、

高次脳機能の先生に言われ、「ハッ」としました。

コツコツと、目の前の事をやり続けて行くと、いつの間にか

結構な時間が過ぎて行ったな・・・と。

子育ても同じです。

日々をコツコツと大切に過ごしていくことが、一番の近道かも

知れないですね。

思い方一つで、一日が楽しくなったり、辛くなったりします。

暑い毎日ですが、コツコツと生きてください<(_ _)>


[ 2013/08/02 09:56 ] 日々のつぶやき | TB(-) | CM(-)