助産師 西田啓子のつぶやき

母と子の心と体に触れる日々の中で、感じたこと・伝えたいことをつづります

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# 一生懸命って?

3月11日。東日本大震災で亡くなられた方へのご冥福をお祈りいたします。

これからも「命を考える日」になっていくと思います。

前回、最近のご相談について書いてみました。

みんな、一生懸命で頑張っていらっしゃいます。

「一生懸命に生きる」って、なんなのでしょうか?

最近、特に多い言葉が、「私は、何も頑張っていない」っていう言葉

なのです。

「えっ??!!」て思います。

頑張って生きるってなんなのでしょう?

お話を聞いていると

「母乳じゃないから頑張っていない」

「ゴロゴロして、家事をしていないので何も頑張っていない」

「離乳食、適当にしか作れないから、頑張っていない」

「布おむつの人は頑張っている」

等など…

何か、行動して、その行動が立派なものでないと「頑張っていない」

って言われるのです。

産後に頑張るってなんでしょう?

私は、「動かないこと、寝ることを頑張って、自分のからだの回復に

努めること」が、産後に一番必要なことだといいます。

「母乳なのか、ミルクなのか」が大切なことではなくて、努力しつつ日々育てる

事が、大切なこと。

「もっともっと頑張れ!!!」そんな環境の中で育ってこられた世代なのだと思います。

何かをしていなければ、「頑張っていること」にならない。

何か、結果を残さないと「頑張ったことにならない」

そんな社会の流れがあったのかもしれません。

「あなたは十分に頑張っているよ!!だから、少し休んで!!」

って言ってあげたい方ばかりです。

生きるために頑張るって、休憩も必要、後ろを振り向いて自分を振り返って

立ち止まることも必要。

それは、「頑張っていない」ことではなくて、それもまた「生きる」ために

必要な「頑張り」なのだと思うのです。

マラソンだって、ペース配分があります。

常に同じペースで、頑張れないのです。休憩や、水分補給も必要です。

育児って、長い長い大仕事。「母乳なのかミルクなのか?」

「紙おむつなのか布おむつなのか?」

何ががんばっていることなのかは、そんなことでは測れないと思います。

自分と自分の赤ちゃんにとって、今、必要なことを見極めて、それを

一番優先させることを「頑張ること」

日々生きているだけで、みんな頑張っているのです。

今、体調を整えることが大切な方はそれを優先させましょう。

たくさんの方法があります。

必要なことを頑張ると必ず結果が見えてきます。

そうすると、楽に楽しく育児ができるようになると、私は信じています。

赤ちゃんを出産して、日々の命がつながれているとき、お母さんは

十分頑張っているのですよ!!

1日1日を大切に、「あせらない、」「あわてない」「あきらめない」

いつも私が言う「三つの『あ』」です。

のんびりと子供と向き合うこと。これも育児に必要な「頑張る」ことの

一つなのではないでしょうか?(^_^)/



にしだ助産所のHPはこちらです。
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[ 2013/03/11 09:23 ] 子育て | TB(-) | CM(-)


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