今回は、よくあるパパに関するご相談について書いてみます。
まず、4か月前後・・・社会性が出てくる時期です。
よく見る顔とそうでない顔が少しづつ判別できる月齢になります。
そうすると、パパが帰ってきてパパの顔を見ると大泣きしてしまい
どうにもならない。または、パパが帰宅拒否になってしまいそう。
なんていうご相談がしばしばあります。
これは、一番一緒にいて一番顔をよく見るママとたま~に見る
パパの顔との区別がつき始めたという、実は喜ばしいことなんですね。
記憶の成長も関係していると思いますが、パパにとってはなかなか
つらい試練の時期かも…です。
でも、パパとママが仲良くお話したり、一緒にいる姿を見ていると
徐々に、「大好きなママが嫌っていないのなら、まんざら悪い人では
ないのかも・・・」と、赤ちゃんもパパという存在を認めて行けるようなのです。
パパが決して嫌いなわけではないので、気分を悪くしてママに八つ当たり
など決してしないでね。それこそ、「パパは怖い人、大好きなママを困らせる人」
になってしまいます。
「これも成長の一つ」と思い、広い心で時期を待ちましょう。
また、パパが「こっちおいで」と言っても一向に近寄らなかったり
だっこしようとしても嫌がったりすることは、もう少し大きくなって、
8~11か月くらいで見られることがあります。
そんな時、パパの接し方を少し考えてみてください。
パパの都合でだっこしようとしたり、赤ちゃんが遊んでいるときに
急に話しかけたり抱き上げようとしたりしていませんか?
また、ハイハイなど動くようになると、物に触ったり、おもちゃで遊びながら、
大人の顔を振り返ることが良くあります。
これは、「ほら見て、私触れたよ。とか、音が鳴ったよ!!」
など、赤ちゃんが感動や喜びを大人に伝えて共感してほしい時
があります。そんな時、パパは携帯ゲームやテレビに夢中になって
いて赤ちゃんのしぐさに気づかなかったりすることがありませんか?
あかちゃんからしてみれば、見てほしい時には見ててくれないのに、
抱っこしたい時だけ「おいで」とか言われてもねえ・・・・・って、
赤ちゃんは感じてるかも・・・(・.・;)
小さな赤ちゃんでも良く分っているようですよ。
一緒に楽しんでくれたり、自分の要求をわかってくれる人を!!
パパにしてみれば、普段一緒にいない赤ちゃんのどんなところを
みればいいのかわからないと思いますが、赤ちゃんに興味を持って
ください。
赤ちゃんにとってはすべてが初めて接するものなので、オトナに
とっては当たり前のことがとても楽しいのです。
カーテンが揺れることが不思議だったり、ドアが開いたりしまったり
することだけでも面白かったり、赤ちゃんを見ているとどんなことでも
不思議で楽しいんだな・・・って思います。
赤ちゃんの動きをみているとそんな感動がきっと伝わってくると思うん
ですよ。
そんな風にごそごそ動いている赤ちゃんを見ているとこちらもとっても
楽しくなります。そんな時に、ふと赤ちゃんと視線が合うと、自然ににっこりと
笑いあったりすることが出来るかも・・・・
赤ちゃんにとっては、ゆったりと見守ってくれている、そんな瞬間が
とても安心できる時間なのではないでしょうか。
[ 2017/02/16 20:26 ]
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